政策と統治

北領地がダーウィン最大の短期滞在施設を閉鎖 重病患者を100キロ離れた辺境の町へ移送

400床を擁するYiSSA施設が同日に閉鎖され、一部の重病患者らはダーウィンから約100キロ離れたバチェラー(Bachelor)の町へ大型バスで移送された。これは、北領地政府が以前「医療面で脆弱な」住民を「移送しない」と約束していたことに反する。現地では砂利敷きや家具の組み立てがなお続いており、移送用のバスは途中で故障、乗客は約30度の暑さの中で代替車両を待つ事態となった。メディアの質問には政府から回答がなかった。

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TRUTH ERA

オーストラリア北領地の最大の短期滞在センターで、400床を擁するYiSSA施設が同日に閉鎖され、重篤な疾患を抱え、近隣の医療機関での治療が必要な一部の住民は、ダーウィンから最も近い総合病院まで約100キロ離れた辺境の町バチェラーへ、大型のバスで移送されることになった。

ABC Newsの報道によると、北領地政府はかねてより公の場で「医療面で脆弱な」住民をバチェラーへ移送することはないと約束し、「医療サービスを必要とする誰もが受けられないということはない」と述べていた。しかし、同日のABC Newsに対しYiSSA住民のスポークスマン、ティラティア・ゴア氏は、自らの分も含め一部の重病患者がダーウィンから移送されたと明かした。

ゴア氏はリウマチ性心疾患を患っており、近隣での治療が必要としている。バチェラーへの移送後の救急対応について、彼女は次のように懸念を述べた。

「もしもあそこで立ち往生して、ダーウィンまで行けず、私が倒れたら──救急車はとても間に合わないでしょう」

「彼らはもう一度、死体を運び出すつもりなのか」

「これから行くことになっているお年寄りのことを心配しています。みんな具合が悪いんです。がんで治療を受けている夫婦もいますし、透析を受けている人もいます。皆さん、どこで診察してもらうというんですか」

ゴア氏によると、子どもたちは同伴せず、家族のもとへ預けてきたという。「子どもたちも私を必要としていますが、今の私の状況の中に彼らを巻き込むわけにはいきません。1週間そこに行ってから、すぐに街に戻ってくるつもりです。選択肢がなければ、路上で寝るしかない」

ABC Newsの取材によれば、医療上の事情を抱える人々の一部についてはダーウィン内に滞在できる手配が取られたケースもあるという。つまり、政府の約束と実際の運用との間にすでに明白なずれが生じていることになる。

新たな施設の準備状況にも疑義がある。ABC Newsの取材によれば、住民が到着した時点で、家具の組み立てや最終的な仕上げ作業が現地でなお続いていた。野党指導者のセレナ・ウイボ氏は政府の「移行全体をやり遂げるのに失敗した」と批判し、バチェラーの現場では砂利敷きの作業が続けられ、プレハブの建物も完成しておらず、車椅子や歩行器を使用する移動に制限のある住民には居住に適さないと指摘した。彼女は「地方議会自由党はYiSSAの移行問題をどうしようもなくめちゃくちゃにやっている」と述べた。

副首席大臣のジェラード・メイリー氏は同日の発言で、バチェラーのYiSSAの新サイトは「最終調整段階にある」とし、バチェラーとダーウィン市内を結ぶバスサービスを政府が手配するとした上で、これは「任意の(ボランタリーな)サービス」だと強調した。

ABC Newsは、締め切り時点までに、新サイトの建設に関する許認可が取得済みか、予定通り準備が整うか、そして遅延の原因について北領地政府に問い合わせたが、回答は得られなかった。

当日の移送では、外からの懸念をさらに深める出来事も起きた。ABC Newsの報道によれば、30人未満の乗客(その中には高齢者や乳幼児も含まれていた)を乗せた移送用のバスが走行中に故障し、乗客は約30度の気温の中でおよそ20分間待ち、午後2時になってようやく代替車両にたどり着いた。

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