国際と安全保障

マスク氏、アンバニ氏に怒りの反撃 インドの「真のボス」がスターリンクのインド参入を妨害と批判

SpaceX創設者のイーロン・マスク氏が、インドのリライアンス・グループ会長ムケシュ・アンバニ氏を公然と批判し、政治的影響力を利用してスターリンクの衛星インターネットサービスをインド市場に参入させまいとしていると非難した。その上で、アンバニ氏こそがインドの「真のボス」だと主張した。アンバニ氏傘下のReliance Jioはインドで5億人以上のユーザーを抱えており、インド側はこうした疑惑を否定している。

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TRUTH ERA

半島テレビの報道によると、SpaceX創設者のイーロン・マスク氏は10日、インドのリライアンス・グループ会長のムケシュ・アンバニ氏を公然と批判し、アンバニ氏が政治的影響力を利用してスターリンクの衛星インターネットサービスのインド市場参入を妨害しているとして、アンバニ氏こそがインドの「真のボス」だと非難した。

マスク氏が今回矛先を向けた中心的な標的は、アンバニ氏傘下の通信事業者Reliance Jioであり、同社はインドで5億人以上のユーザーを擁している。マスク氏は、アンバニ氏が政治的手段によってスターリンクのインドにおける商業的利益を破壊していると主張した。

半島テレビの報道によると、インド側はスターリンクのインド市場参入を妨害しているとの疑惑を否定している。

この国境を越えた舌戦の实质は、二つの独占資本が公開の舞台で正面から衝突したことにある。

マスク氏が主張する「政治的介入」は、インドにおいて特に目新しいものではない。リライアンス・グループと与党インド人民党(BJP)との密接な関係は、長年にわたり同社がインドの通信市場で主導的な地位を占める上での重要な支柱と外部から見なされてきた。しかしマスク氏自身も政治的に中立の白紙ではない。米国の政権との深厚的関係を背景に、米国内で打ち上げ許可や連邦通信委員会(FCC)による周波数分配、そして複数の政府契約を獲得しており、これらの資源が一体となってスターリンクの世界的拡大に向けた制度的優位性を構成している。

二つの多国籍巨大企業が互いに相手側を「市場を政治化している」と非難する一方、それぞれ自国の権力構造に深く組み込まれている。アンバニ氏はインドの国家官僚機構による庇護を頼みとし、マスク氏は米国政府との共生関係に頼っている。いわゆる「公正な市場」という言説の裏側には、双方それぞれの政治的資本が規制選択の中で実現されている現実がある。

この駆け引きは改めて、規制が決して中立的な道具ではないということを確認するものとなっている。

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